【名前】試験体5号
【属性】人型の神話生物
【大きさ】14歳前後の少女並
【攻撃力】自身の能力で結晶化した戦車を、無造作に振った腕で粉砕する。
     強度は大きさ相応の岩石並みだろう。
【防御力】高度1000メートルから自由落下してきた、結晶化した戦闘機の下敷きになってもかすり傷で済む。
     完全な真空空間で最低でも1ヶ月生存可能。
【素早さ】2600km先から放たれたレーザーの軌跡を、発射直後から着弾まで完全に眼で追っていた。
     回避しようと思えば充分可能だったが、それの危険性を理解できていなかったので直撃したと地の文で書かれている。
     長距離移動速度は少女並。
【特殊能力】
石化領域:効果範囲内の存在を問答無用で結晶化する固有能力。
     範囲は彼女を中心とした球形で、1秒あたり1mずつ半径が拡大している。
     参戦時は発動から約1ヶ月が経過しているので、効果範囲はおよそ2600km。
     石化と呼ばれているが、実際は鉱物に似た性質の特殊な結晶に変化する。
     生物だけでなく、金属や岩石などの無機物、気体分子、液体なども結晶化する。
     そのため、効果範囲内は常に完全な真空。
     通常の物質の他に、霊素(幽霊を構成する要素)によって構成されたものにも有効。
     能力面における彼女のオリジナルであるメドゥーサの石化を無効化した装備でも遮断不能。
     領域に1ミリでも侵入したものは即座に運動エネルギーを失い、静止してしまう。
     その後は効果範囲に飲み込まれるまで微動だにできず、空中に浮いていれば重力に引かれて落下する。
     領域に入った部分が結晶化するまでのタイムラグは全くない。
     重力と電磁波の類には効果が及ばない。作中では効果範囲外からのレーザー狙撃によって殺害されている。
精神汚染:人間によく似た外見をしているが、実は肉体の構成物質からして異なる未知の生命体。
     精神構造も人間のそれとは似ても似つかず、植物と人間を比べたほうがまだ近いと称される。
     テレパシーによって彼女の精神に接触した人間は、逆に精神を汚染されて一呼吸置く暇もなく発狂してしまった。
擬態:他の生命体に擬態する能力があると思われる。しかし作中ではこの姿以外にはなっていない。
【長所】問答無用の結晶化
【短所】反応速度の持ち腐れ
【備考】
どうもクトゥルフ的な宇宙存在らしい。
石化領域の厳密な概念を作中発言から引用すると、
「彼女がしているのはナワバリを広げるマーキング行為のようなものであり、他者に害を与えるという概念すら持っていない。
 行為の対象はあくまで空間そのもの。
 あんな代物のナワバリに踏み込んだことに恐怖して、周囲のものが勝手に石となっているだけだ。まるで自殺するように。
 遮断だの耐えるだの、そんな次元で考えること自体が間違いだね。
 アンタご自慢の、ゴルゴンの眼差しを防ぐという逸品でも無駄だったろう? 
 石化を防ぐ性質があったところで、自らそれを放棄して、進んで石になってしまうのさ」
……とのこと。
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756 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2008/09/04(木) 06:48:30
試験体5号考察

【備考】については発言者が正しい事を述べているか不明なので考慮しない
あらゆる物体を問答無用で石化させる領域に自分も入っており、
自分には無効と書かれていない以上、自分も石化するはずであるが、
自分は領域内で行動している記述があり、矛盾しているため考察不能