【作品名】破滅の諸侯
【ジャンル】ファンタジー
【名前】幻の公女
【大きさ】貴婦人
【属性】魔族
【攻撃力】あらゆる幻を統べる魔。知恵ある者、生きる者だけではなく器物、現象、
 果ては現実そのものさえも騙す。あらゆるものに共通する幻影。
 全能の神さえも『騙す』ほどの幻。
 実質的に全能級超越存在といっても過言ではない。
 幻ではあるが、幻であるが故に不可能はない。
【防御力】幻の公女は『存在していない』
 故にいかなる干渉も無駄である。彼女は相対するものの願望を映し出す幻に過ぎない。
 例え全知全能の存在でも打ち勝つことはできない。
 何故なら彼女はその存在の願望を映し出した姿で現れるからである。
 何者であっても、彼女に害悪を為そうと考えることは不可能である。
 何故ならば彼女は害悪をなされることがない姿で現れるからである。
【素早さ】
 彼女を認識する者の主観による。彼女は常にそれを凌駕する。
 彼女を認識しきることは誰にもできない。幻とはそういうものだ。
 どこにでも現れ、どこへでも消え、そして何者よりも早い。幻とはそういうものだ。
【特殊能力】
 彼女は幻である。故に誰も知らない。全知の外である。
 彼女は幻である。故に誰も侵せない。全能の外である。
 彼女は幻である。故に誰も敵しえない。敵対されることはないのだ。
 彼女は幻である。故にどこへでも現れる。例えその姿を見る者がなかろうとも。
【戦法】幻により滅びを与えられたと『騙す』
【備考】世界観は無限次多元宇宙構造。
 一つの宇宙から無限に宇宙が枝分かれし、その一つ一つがさらに無限に枝分かれし……
 これを無限に繰り返した世界。
 彼女はその世界における全能の神さえも『見て』騙された幻であり意志である。
 すべての幻の総体と言ってもよい。
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