【名前】 宝典の根 【属性】 本を象徴する存在、司るのはさまざまな「意味」 【大きさ】 目に見える形は十代の少女くらい。 【攻撃力】 実質的な攻撃力は十代の少女程度。 【防御力】 理屈で干渉できる位置におらず、物理的、精神的、時間的、空間的などなどに対して不変である。 存在を理解しこれをいじれる立場にあるもののみ干渉できる。 【素早さ】 存在が定義されるかぎりどこにでも現れることができる。 【特殊能力】 生まていない意味:相手が生まれたものである場合、これを生まれていないものとすることができる。 発動は一瞬。 効果範囲は対象の大きさに等しい。 実際、すべてのものがなんらかの形で「生まれたもの」であり、この効果をまぬがれるには、 対象がそのときに生まれていないとする必要がある。 (つまり、自分が生まれていたとする時間より前か後に、自分が生まれたことにすれば避けられる) 存在しない意味:対象が今そこに存在していない、という意味を与える。 発生までに相手を理解するために手にもつ本のページを捲る時間を必要とするが、 その間でも矛盾の処理は発生する。 捲る時間は相手が司る対象に匹敵し、例えば司る大きさが宇宙なら1時間、多次元宇宙なら10時間、 その上位階層で100時間になるが、1年あればすべてのページを捲り終える。 相手を完全に理解するため、必ず相手の存在を消すことができる。 道理そのもの:戦闘という形そのものすらも彼女の手の内であり、攻撃、防御、破壊、消滅などの戦 闘的行為も、宇宙の次元階層などの全能たちが支配する範囲も、 彼らが起こし考え得るすべての現象を「意味」するすべてが彼女自身である。 矛盾の処理:彼女をなんらかの形で消滅なり破壊なり抹殺なりすることは、消滅、破壊、 抹殺といった言葉やその意味が「現実に存在しなくなる」というありえない矛盾につながるため、 これを起こさないために「無意味」を自動発動させる。 無意味:自らの存在を失わせようとする働きを、失わせることはできないという「意味」に変えて無効化する。 【長所】もっとも根源的なものを司る。 破壊するとこの世すべてが矛盾だらけになる。 【短所】もともと戦闘をするための存在ではない。 -------------------------------------------------------------------------